釉薬発水剤・釉薬抜き剤の情報
発水剤・釉薬抜き・釉薬塗り分けの製造メーカー陶芸情報。
釉薬抜きや釉薬塗り分けの技法を使ってオリジナル作品を作りましょう。
当社技術者が陶芸や陶磁器製造の技術的質問に回答します。


釉薬抜き・釉薬塗り分けの技術情報。

発水剤の使用方法

上半分白色釉薬、下半分緑色釉薬を塗り分ける。
(GT−110・GT−120)

 撥水剤を添加した白色釉薬を掛ける。その上に緑色釉薬を掛ける。
(1)白色釉薬の上澄み液を捨てて下さい。
(2)白色釉薬に
GT-110GT-120を添加して撹拌します。
   配合比率は、釉
100gに対してGT-110 3gGT-120 7gです。
(4)上半分に黄色釉薬を掛ける。 
(3)施釉後は
515分放置乾燥下さい。
(4)緑色の釉薬を全面に掛けます。黄色釉薬が掛かった部分は緑色釉薬を弾いて
   塗り分け完成です。

発水剤・釉薬抜き

一旦緑色を施釉した上にロゴを撥水剤で筆書きしその上を更に茶色で施釉(2度掛け)
 
(1)第一回目の青色釉薬を全面に掛ける。

(2)GT-110 10グラム+GT-120 10グラム+水 100グラムかを混合撹拌し撥水溶液を作る。
(3)撥水溶液を施釉面に筆書きすると溶液の塗布された部分に撥水膜を作ります.
(4)数分乾燥下さい。
(5)第二回の茶色釉薬を掛けます。撥水溶液を塗った部分の茶色が弾いてロゴが下の青色となります。

使用上の注意
GT-110.GT-120.特にGT-110は少し蓋を緩めて冷蔵庫等の冷所に保存して下さい、
予め
GT-110GT-120を混合するとガスが発生します。ご注意下さい。
釉の粒子の粗い物は撥水力を低下させます。
T-110,GT-120を添加済みの釉薬の撥水効果は約1日です。

発水剤・釉薬抜き

釉薬硬化剤   GT−400

 この製品は、釉薬・絵の具・呉須に添加することにより、硬化及び素地との接着に非常に効果が期待できます。
 添加後、泡立ちや粘度変化などがほとんど観られませんので、安心してお使いいただけます。
 釉薬に添加後、長期間保存すると徐々に硬化、沈殿します。

 1.生素地に加色する場合は、重量比の2〜7%程度添加(釉薬
98から93グラム撥水剤2から7グラム)
 2.釉薬の表面硬化を目的とした場合は、重量比の4〜
10%程度添加
 3.焼成時のピンホール及び釉薬飛び防止を目的とした場合は、重量比の2〜5%程度添加
 4.釉薬の硬化スピードを上げる目的とした場合は、重量比の1〜5%程度添加
 5.当社のGT−300を使用し釉薬抜きをする場合は、重量比の5〜
10%程度添加

 使用上の注意
 GT−400は、三ケ月程度で結晶硬化が始まり固まりが出てきますが、極端に効果が落ちることはありません。

GT-500 水漏れ防止剤
焼成後の陶器をバケツに入れたGT-500に数分浸します。その後自然乾燥。食品衛生法適合。

GT
-600 釉薬垂れ防止
釉薬に添加すると釉薬の粘性が増し、釉薬垂れが減少します。

GT
-700 絵の具増粘剤
上絵 下絵に添加すると筆の滑りが良くなります。

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1917年創業の陶磁器と陶磁器原料メ-カー。ボ-ティ日本総代理店