陶芸情報と陶芸原料の情報
釉薬と透明基礎釉薬の・陶芸原料の製造メーカー陶芸情報。
釉薬は軟化温度と膨張係数を土に合わせる必要があります。
当社技術者が陶芸や陶磁器製造の技術的質問に回答します。


透明基礎釉薬・釉薬の情報。

透明 基礎釉薬
 (乾燥,調製済)

TRANSPARENT GLAZE
IN DRY FORM

調整済みの透明釉薬です。適合焼成温度の範囲が広く、透明性が有ります。
白い磁器を始めほとんどの素地に合います。釉薬用絵の具を添加して色釉薬を作ります。

釉薬・透明基礎釉薬

質問 使用方法は?

    釉薬100グラムに水を80グラム加え良く攪拌下さい。

質問 色釉薬の作り方は?

   色釉薬及び下絵用 高温絵の具酸化焼成 
1000-1250度の頁を参照下さい。

質問 焼成後釉薬の表面にピンホ-ル(小さい穴)が出来ます?

    釉薬の泥に気泡が残っていると気泡がピンホ-ルになります。
    タンクの中でゆっくり攪拌して気泡を追い出して下さい。
    陶土の中に不純物が多いとピンホ
-ルができます。
    基本的には良質な陶土を使用して解決します。
    この対策に就いては当社にお問い合わせ下さい。
質問 焼成後釉薬の表面に艶が無くざらざらする。

    
窯の焼成温度と釉薬の融点が合わず、釉薬が十分溶けていません。 
    釉薬の融点を下げるよう調整します。当社の
1034Nフリットを添加下さい。

質問 焼成後、透明釉薬が乳濁し透明感が無い。

    水の添加量を増やし釉薬の濃度を薄くします。

質問 素地の色が灰色なので乳濁釉薬を作り白く見せたい?
    
    
透明釉薬に当社KC-722白色絵の具を3から10-セント添加下さい。

質問 300番の焼成温度を下げる{融点を下げる)方法は?

    300番と440番を1対
1で混合すると300番と440番の中間の焼成温度となります。
質問 440番の焼成温度を下げる{融点を下げる)方法は?

    当社
1034Nフリットを5%から10%添加しミキサ-で十分攪拌下さい。10%以上添加すると釉薬の粘度が低下します。
     当社増    粘剤
QB-1を少量添加下さい。

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1917年創業の陶磁器と陶磁器原料メ-カー。ボ-ティ日本総代理店